乱気流の強さ 〜その1〜
 大気の乱れに対しては、航空機の大きさ・重さ・機体の状態などによって反応が異なることはすでに話した。また報告はパイロットが行うため、操縦席においての体感が基になるが、かなり主観的になり個人差が生ずるものである。そこで遭遇した実際の乱気流の強さを通知したり、予想される乱気流の強さを警告するためにも、ある程度の統一性が必要である。このための基準がある。これはアメリカでは常用されていて、アメリカ以外の国の航空会社においても基準として採用しているところが多い。参考までにこの基準表を提示しよう。この基準と航空機の種類とを組み合わせて強さが表示される。
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